(igf2021:554) 組織論のほうの話 ( was Re: Re: ユースIGFについて )
MAEMURA Akinori
2022年 4月 13日 (水) 16:57:14 JST
小畑さん、
おっしゃっていただいたことはごもっともだと思いました。
今までのご議論でいただいた点を勘案して、
趣意書と定款のたたき台を作り、明日までにご覧いただきます。
(不出来でも中途半端でもお見せします。)
定款案に関しては、加藤さんから初稿を早々にいただいていたのですが、
インプリのイメージと今までの議論の間を埋めることを
ああでもこうでもないと考えていたところですが、
正に私一人でふもとを散歩している状態と言ったところですね。
前村
以下は、スレッド上で組織論に関係のある内容以外は割愛しています:
On 2022/04/12 21:11, 小畑 至弘 wrote:
> 前村さん、
>
> 実際にやってみないと分からないという点は承知していますが、私の感覚では1000万円も3000万円もそれほど違いは無いと思います。企業にとっては10万円と100万円は全く違う対応ですし、会費と寄付はそもそも出す部署も違います。団体は10万円も100万円もどちらもハードルが高いです。よって、1000万円か3000万円かはどれだけの数を回って賛同を得るかという方が中身(設立趣意書)がどれだけ違うかというよりは大きなウェイトを占めると思います。もちろん、1000から3000のどこで落ち着くかは回る人の体力への依存度が大きいでしょう。
>
> それよりも、色々と議論するよりは、会長の選任とその会長の(集金)感覚及び会長の役所に対するグリップに依存するところが大きいのではないかと思います。「旗」を作るには「旗印」が重要で、合議制で決まるものでは無いと思います。今のままでは、予算規模をどの程度にするかも含めて、やってみないと永遠に意見の集約を図れるとは思えません。前村さんが1000万円で行くというのであれば、1000万円で行く会長を選任し、理事を集めて意見を集約していくのが良いのでは無いかと思います。
>
> 成功への道筋は色々とあると思いますが、道筋を選ばないといつまで経っても麓で散歩しているだけです。
>
>
> 小畑
>
> On 2022/04/12 10:26, MAEMURA Akinori wrote:
>> ユースのエンゲージメントまでできるような規模の組織を作るという観点で
>> 小畑さんが書いてくださいました。
>> 手を動かすときの大変さの規模など、同じように想像しています。
>> こちらは組織化の議論ですので、次回会合で議論できるように
>> たたき台やオプションを用意しようと思います(まだできてなくてごめんなさい)、
>> どういう規模になるにしても法人化はしてきちんとした旗を作って、
>> その上で賛同者を募るための声掛けをする、までは必須でないかと思います。
>> 今までに書いてきたもののように、1,000万円がベースラインです。
>>
>>
>> 前村
>>
>>
>>
>> On 2022/04/12 9:09, Sei_Honda wrote:
>>> 小畑さん、
>>>
>>> 具体的なコメントありがとうございます。
>>> 腰を据えてやるからには、各企業から100万ずつ集めて約1000万、政府からも1000万、
>>> 他からも同額相当の貢献を集めて進めていくべきだと思っています。
>>> これはもちろん年間予算で3000、5000のレベルを目指すという意味です。
>>> そのためには、まず政府が本気を示してくれないとなりません(お上文化なので)
>>>
>>> 人の派遣も初期には良いですが、後々から政治的な綱引きになることを懸念します。
>>> ドネーションとしての会費拠出のほうが自然な気がいたします。これは説得して回らなければなりません。
>>>
>>> ある意味インターネット事業者・プラットフォーム等々の社会的義務だと思っています。
>>>
>>> 理想論かもしれませんが、あくまで理想を貫いて大風呂敷でやらないと本気で活動は進めていけません。
>>>
>>>
>>> いつまでも手弁当でこじんまりとやるのがいいか、国家・国際レベルで日本がイニシアティブをとれる形で
>>>
>>> インターネットガバナンスに関わるのか、果たして関わるべきなのか、
>>> 日本のインターネットを創って来られたJPNICの理事レベルの皆様にもお聞きしたいところです。
>>>
>>>
>>>
>>> Regards,
>>> Sei Honda
>>>
>>>
>>>
>>> 2022年4月12日(火) 8:30 小畑 至弘 <yoshihiro.obata @ iot-ex.co.jp>:
>>>
>>> 堀田さん、
>>>
>>> JAIPAは事業者の業界団体ですし、100%会員からの会費で運営されています。大半はボランティアで、年間の予算も3000万円余りです。よって、他の団体への参加と同様に、非常勤の理事を派遣したり、会員として会議に参加したり、無償の後援をしたりという形になるかと思います。人や資金の提供は理事会の同意が必要ですが、そもそもギリギリでやっているので難しいでしょう。会費を徴収して会費を払うというのはかなりの特例です。
>>>
>>> IGF
>>> Japanの時は設立発起人だったので事務局を兼務していましたし、寄付金を集めてAPrIGFをホストしたりしましたが、今は団体としてそこまで体力があるとは思えないです。政府機関は、同様に他の団体に対するのと同じようなサポートをしてもらえると思いますが、運営費の一部を負担するとなると事務局への出向や天下りを受けて政府も一部運営する組織形態にするしか無いのかと想像しています。すると、今からだと来年度予算での調整となるでしょうね。また、事務所は必要でしょうし、その他諸々のコストはかなり嵩むのでは無いかと思います。
>>>
>>> どういう組織形態にするかによって、組織の能力が大きく異なります。ユースなど様々な分野に手を広げるのであればそれなりのサイズの組織をイメージする必要があると思います。そのイメージに沿って、設立趣意書や定款案等を揃えて会長を選任し、役所や企業を100箇所くらい寄付金回りすると組織の具体的な形が見えてくるのでは無いかと思います。全面的に総務省や経産省がサポートしてくれる環境が整えられれば企業からの寄付も受けやすいでしょう。さもないと100万円を超える定期的な会費は大企業でもなかなか出せないと思います。団体への出向は更にハードルが高いですね。逆に、今までの議論のように1000万円位で済ませるような小さな組織を作るとしても、10万円ずつとなると多大な労力を要するでしょう。また、どのような組織となっても、会費に区分が生じれば会員の権利を分けないといけないです。そういう議論も定款の議論でする必要があると思います。
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>>> 小畑
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