(igf2021:635) Re: 秋イベント全体テーマ決定への道筋
wanzerbusi @ yahoo.co.jp
2022年 4月 22日 (金) 18:20:12 JST
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小畑様
>インターネットガバナンスについては各社積極的に取り組んでいる
大変申し訳ありませんが、この部分、3回読んでも私には理解できませんので、各社(がどこを指すのかも含めて)が、積極的に取り組んでいるに足るエビデンスってどこかにございますでしょうか。
佐藤信二 @ 個人研究者
----- Original Message -----
From: "小畑 至弘" <yoshihiro.obata @ iot-ex.co.jp>
To: "igf2021 @ japanigf.jp" <igf2021 @ japanigf.jp>
Date: 2022/04/22 金 16:54
Subject: (igf2021:630) Re: 秋イベント全体テーマ決定への道筋
本田さん、
インターネットガバナンスは一般的に会社の渉外担当事項なので、ISP専業でない限りJAIPAとしてはリーチできないです。JAIPAの会員でIGF活動についてリーチできるのは、会長の出身であるBiglobeと中小プロバイダーだけで、下記のところは一つも入っていないですね。そもそも、インターネットガバナンスについては各社積極的に取り組んでいるので、IGF活動に巻き込むには付加価値を提示する必要があると思います。社会的責任というのを持ちかけるには、JAIPA関係者の責任範囲は小さすぎると思います。JAIPA全体として動くことはできるでしょうが、個々に代表を出してもらうのはなかなか難しいと思います。
小畑
On 2022/04/22 15:25, Sei_Honda wrote:
小畑さん、
背景事情のご説明ありがとうございました。
小畑さんにみ長いご経験がおありですので、T1とT2の全部のプロバイダーがIGF活動に代表を送り出すように働きかけて頂けませんか。
今の所、インターリンクさん以外は見た記憶がありません。
NEC等はISP売却しているので、NTT、KDDI、SB、楽天、IIJあたりとGAFA、ネトフリ、USEN、CDN、Twitter、LINE、Yahoo、Bytedance、(YouTube、AbemaTV、ニコ動、ツイキャス)まで揃えば上出来でしょう。
土管とコンテンツ、消費者、ITベンダー、ユーザー企業が平等に揃うべきなのはいうまでもありません。
その次はその次だと思います。
僕にIGFのメアドを割り当てされれば、それぞれの渉外部にメールするくらいはできます。(文案は事前レビュー要)
本田
2022年4月22日(金) 12:20 小畑 至弘 <yoshihiro.obata @ iot-ex.co.jp>:
本田さん、
組織には組織の役割があり、その役割を果たすための仕組みがあります。JAIPAに団体としての何らかの判断を求めるならば、理事会にかけますが、具体的に判断を求める内容を提示しないと議論もできないです。また、JAIPAはビジネスコミュニティの団体です。IGFはマルチステークホルダーが基本なので、JAIPAが先導するのは筋が通らないです。IGF Japanでは発起人に様々なステークホルダーに入っていただきましたが、活動の主体がJAIPA会員のボランティアだったので結果的には長続きしなませんでした。
内閣を巻き込みたいのであれば、政治家を巻き込んでロビー活動をしないと前には進まないです。各省庁から上げて内閣を動かすことは困難だと思います。そもそもまとめるべき話はIGF活動のための組織化だと思いますが、それを内閣に求めるということは内閣が主管する団体を作るということでしょうか?
なお、JAIPAは消費者保護という観点から様々な政府の委員会・研究会等に参加しています。また、青少年保護、プライバシー保護、通信の秘密保護などのための仕組み作りや組織への貢献も進めています。これらはインターネットガバナンスの一部です。これらに加えてIGF的なマルチステークホルダーの団体(IGF Japan)も数多くの団体や企業からの賛同を得て、随分昔に立ち上げ、APrIGFのホストをしたり、IGFに定期的に人を送り込んだりしました。しかしながら、永続的に貢献する仕組みとしては機能しなかったので、今回は何とかそういう仕組みが出来ないかと活発化チームに参加しています。ただ、全てのステークホルダーが参加するような仕組みに依存していては何も前に進まないので、JAIPAとしては今までのバイラテラルな交渉や独自イベント等を通してインターネットガバナンスに貢献していくという点はについてはますます力を入れています。
小畑
On 2022/04/21 20:05, Sei_Honda wrote:
本田です。
同じことの繰り返しですが、私からも短く。
手厳しい言い方で申し訳ないですけど、政府(総務省、経産省、デジタル庁)が内閣を巻き込んで話をまとめない限り前に進みませんので、
民間の協力などどだい無理な話です。
JPNICもJAIPAも、受け身のままではインターネットガバナンスどころか現状の維持も危ういと思います。
ISPで関与してくれているのは、ほぼ一社だけです。
日本のインターネットがどうなっても良いのでしょうか?
本件につき各組織の長に、明確な回答を求めます。
本田聖
2022年4月21日(木) 14:37 小畑 至弘 <yoshihiro.obata @ iot-ex.co.jp>:
小畑です。長文失礼します。
IGF活動を活発化するという命題を考慮すると、今年の秋のイベントはあくまでもその活動の一つであり、秋を目指して組織化を進めていくとなるとイベントの位置付けをはっきりと定めておく必要があると思います。最近の議論やメールを見ていると、秋のイベントと組織化が全く独立で動いているように見えます。また、枠組みばかりの話で、IGF活動の活発な状態がどのような状態なのかもまだ朧月も出ていないようですね。
インターネットガバナンスについては既に様々な団体、役所の会議、裁判、イベントなどで既に話し合われていると思いますが、その結果形成される法律、規定、ガイドライン、判例、習慣、不文律等はそれぞれ一部のステークホルダーによって決められているのが現在の問題だと認識しています。それをマルチステークホルダーで議論する場を作ることによって、少なくとも他のステークホルダーの存在と考え方を認知することにより、これらのルール等が世の中に受け入れられやすいものにしていきたいというのがIGFの根幹では無いでしょうか?(10年ほど前は類似する国際的な課題をハーモナイゼーションにより解決するというのが方向性だったと思いますが、上手くいかなかったのでその後は認知ということにより解決していこうという方向性にあると思います。ロシアは抹殺により解決したいと思っているようですが。。。)
日本では役所を指揮者として活動していくという習慣が長く根付いているので、IGF的な活動を進めていこうとすると、各ステークホルダーから様々な意見を出してもらって議論するにはどうしても業界団体、市民団体、大企業の渉外担当、役所、などを巻き込んでステークホルダーそのものよりもこれらの単位から意見を出してもらうような仕組みを作る必要があると思います。日本のNRIが情報発信という点で上手くいかなかったのは、そもそも日本にはスポークスマン的な機能を発揮できる仕組みや人材が無く、様々な意見を集約してコンセンサスや異論を明確化する能力が低く、NRIコーディネーターが日本のIGF的な活動を説明出来なかったというのも大きな原因だと思います。グローバルでも似たような課題があるとは思いますが、こういう進め方が得意な人たちがIGFを運営することによって、年に1回の会議でも少しずつ成果が出てきているのだと思います。
よって、日本でIGF活動を活発化するには、日本のIGFをしっかりと開催することが重要で、活発化会議の最大の目標は自らを発展的に解消して(つまり、今まで参加して来なかった人たちをコアな活動に引き込んで自らの利権を削り)組織を作り、その組織の長や幹部の下で秋のイベントを成功させることだと思います。秋のイベントのマイルストーンが次々の時間切れになって、結局は今のメンバーで物事を進めていくと、上手く行ったとしても新しい組織は秋にそれを押し付けられた形になり継続は困難でしょう。
まだまだ組織のメンバーも見えてきていない状況でものによっては決めていかないといけないと思いますが、それが押し付けになることは回避できないとしても、きちんと考えて議論し、意見を集約し、それを後から追えるように記録に残しておくことが重要だと思います。
秋のイベントの「テーマ」はその中でも最も重要な課題の一つであり、イベントの方向性を示すものであるべきだと思います。活発化会議のメンバーがこの秋に日本で議論するのに最も適切な課題は何かということをしっかりと議論し、募集に当たってもそのメッセージをしっかりと伝える(だからと言って他の提案を否定するものでは無いですが、前回のように来たものを全部やってしまえというのはイベントを開催したという事実以外のものは残らない気がします)のが必要がだと思います。
小畑
On 2022/04/21 11:38, masanobu katoh wrote:
> 兼保様
>
> ありがとうございます。
> ご指摘通り、テーマは通常フォーカスする分野・サブタイトルのような意図だと思います。
> 本家のIGFでも例年、4つほどのサブテーマを決めたり、全体のイメージを決めるテーマを作っています。私の下記コメントは、3つの選択肢の中で今回どれかを選ぶかということでお答えしています。ご了承ください。
>
> 加藤幹之
> ---------------------------------------
> Masanobu Katoh
> Mail: mkatoh @ katohs.com
> Mobile: (81) 90-7830-7579
> (81) 80-5170-8667
>
> -----Original Message-----
> From: igf2021 <igf2021-bounces @ japanigf.jp> On Behalf Of KANEYASU KEISUKE(兼保 圭介)
> Sent: Thursday, April 21, 2022 9:27 AM
> To: igf2021 @ japanigf.jp
> Subject: (igf2021:602) Re: 秋イベント全体テーマ決定への道筋
>
> 皆様
>
> 最近会合に出席できず大変失礼しております。(極力MLは追いかけるようにしています)
> 山崎さんからのご提案である
>> * 4月26日までMLで議論
>> * 5月3日まで(祝日期限はちょっと、という場合は5月6日まで)ラストコール
> については、私は賛成です。
>
> 加藤さんのご意見に対して、あえて意見具申いたしますと
> インターネットガバナンスは概念が大きいので、2022のイベントにおけるテーマとは
> フォーカスする分野・サブタイトルのような意図だと思っていました。
> ⅱは網羅的にカバーするインターネット上の話題ツアーのようなものをイメージします。
> 一方でⅲはインターネットフリーダムについて集中討議するイメージを持ちます。
> 私は話題がフォーカスされる分だけ、少し深堀ができるのでⅲの方が面白いかなと思っています。
> この議論とは別に”IGFとは”というガイドを入れれば誤解は避けられると考えます。
> 様々なご意見あると思いますので、引き続き皆様のご意見を聞かせていただければと思います。
>
> 兼保
> -----Original Message-----
> From: igf2021 <igf2021-bounces @ japanigf.jp> On Behalf Of masanobu katoh
> Sent: Thursday, April 21, 2022 8:39 AM
> To: igf2021 @ japanigf.jp
> Subject: (igf2021:601) Re: 秋イベント全体テーマ決定への道筋
>
> 皆さん
>
> テーマですが、iiiはIGF会議の事情をあまり知らない方から見ると、インターネットの自由を議論する場かと思われませんか?候補が多くてなかなか決まらず、進めないので、今回は「ii. 今こそ知るべきインターネットの話題:デジタルデバイドからウクライナ危機まで」として、広めにしておくというのはいかがでしょうか?本来のテーマ設定がポイントを絞るという性格であるのに少し反するかもしれませんが。。
>
> 加藤幹之
> ---------------------------------------
> Masanobu Katoh
> Mail: mkatoh @ katohs.com
> Mobile: (81) 90-7830-7579
> (81) 80-5170-8667
>
> -----Original Message-----
> From: igf2021 <igf2021-bounces @ japanigf.jp> On Behalf Of Shin Yamasaki
> Sent: Wednesday, April 20, 2022 5:12 PM
> To: igf2021 @ japanigf.jp
> Subject: (igf2021:591) 秋イベント全体テーマ決定への道筋
>
>
> 皆様
>
>> 6.2.2. テーマ
>> 会合の場では決められなかった。メーリングリスト505番を見たうえで、メーリングリストで議論して1つに決めることとする。以下は候補:
>>
>> i. インターネットって誰のもの?
>> ii. 今こそ知るべきインターネットの話題:デジタルデバイドからウクライナ危機まで
>> iii. 今、改めて問われるインターネットの自由
> (igf2021:497) (igf2021:501)
> では、iiiがよいという意見が計2名から表明されました。
>
> (igf2021:502)では、上記3つだけでなく、第16回会合で決まった、「テーマ候補を2択か3択にしてメーリングリストに流す(上村)」、その結果(igf2021:496)で上村さんから3択が提示されましたが、それから巻き戻して第16回会合資料1
>
> https://www.nic.ad.jp/ja/materials/igf/20220325/material1.pdf
> に記載されたテーマ案全てから選ぶべき、という意見が表明されましたが、他の方の賛同は得られておりません。
>
> 本件は第17回活発化チーム会合の場でコンセンサスが得られていない一方、決めないとセッション募集が開始できないと思いますので、5月9日の次回第18回活発化チーム会合までに決めないといけないと思います。そのため、1週間MLで議論とし、もう1週間をラストコールとしてはいかがでしょうか。つまり、
>
> * 4月26日までMLで議論
> * 5月3日まで(祝日期限はちょっと、という場合は5月6日まで)ラストコール
>
> としたいと思いますがいかがでしょうか。
>
> 山崎
--
Regards,
Sei Honda
--
Regards,
Sei Honda
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