(igf2021:360) Re: ccTLD追加について was: Re: Re: 新メンバーの方々へ
masanobu katoh
2022年 2月 23日 (水) 10:23:11 JST
前村さん
皆さん
ICANNはできるだけ機械的、技術的に作業し、非政治的になるように努力して来たと思います。
初期のICANNミーティングで、モルドバ共和国の人(確か弁護士?)がどこかの会議に出れず締め出されたとか、騒ぎがあったのを思い出しました。モルドバという名前もその時始めて知りました。
加藤幹之
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Masanobu Katoh
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From: igf2021 <igf2021-bounces+mkatoh=katohs.com @ japanigf.jp> On Behalf Of Makoto Yokozawa(spa)
Sent: Tuesday, February 22, 2022 7:23 PM
To: igf2021 @ japanigf.jp
Subject: (igf2021:359) Re: ccTLD追加について was: Re: Re: 新メンバーの方々へ
上村先生、本田様、山崎様、前村様、
ここまでありがとうございます。
不勉強もあり、ふと興味を持ったものでお尋ねしましたが、ウクライナ情勢と同様、あるいはそれ以上に不透明ですね。
意図を持って一悶着起こす分子が現れると途端に難しい議論になるのかと思いました。他のデジタル関係の政策議論は
良くも悪くもだいぶ「粘性」が高く、かなり大きなインパクトのある事件でないと、なかなか議論の流れをいっぺんに変えることはありません。
インターネットガバナンス議論は今回この理由で乱気流になることはないのかもしれませんが、結構粘性が低くある意味素直な反応を示す傾向があるという印象です。
またどうぞよろしくお願いいたします。
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Dr. Mac Yokozawa http://yokozawa.mois.asia/
On Tue, Feb 22, 2022 at 2:04 PM Sei_Honda <seihonda @ gmail.com <mailto:seihonda @ gmail.com> > wrote:
余談ですが、gmailから見ると、日本語+トップドメインが一続きの日本語ドメインにされてしまって面白かったです。
ドメイン名は国家の象徴?にもなってるので扱いが難しいですよね。
ジョージアとか最近できた国はどうなっているのかな?
ドメイン名にもガバナンスルールが垣間見えて興味深いですね。
本田
2022年2月22日(火) 13:56 Shin Yamasaki <yamasaki @ nic.ad.jp <mailto:yamasaki @ nic.ad.jp> >:
政治的な論争を避けるためでしょうか、
> ccTLDは、 ISO(国際標準化機構)のISO3166で規定されている2文字の国コードを原則として使用しています。
https://www.nic.ad.jp/ja/dom/types.html
ということだと思いますが、ISO
3166のサイトには特に該当するようなものは見当たりませんでした。
https://www.iso.org/obp/ui/#search/code/
台湾はISO
3166の表に存在しますね。 <http://xn--88j9a1fp56nglihycd0ex44ax89e.eu> 欧州連合に対応する.euというccTLDはありますが、この中には見当たらないので、例外ということになりますかね。
全くの私見ですが、仮に独立して軌道に乗ったとしても、そんなにすぐにはccTLDを追加ということにはならないのではないでしょうか。ロシアとジョージア(グルジア)が戦争した2008年頃に立場によっては独立したとされる、アブハジアや南オセチアのccTLDというのは見当たらないようですし。
山崎
From: Makoto Yokozawa(spa) <m-yokozawa @ spa.nifty.com <mailto:m-yokozawa @ spa.nifty.com> >
Subject: (igf2021:354) Re: 新メンバーの方々へ
Date: 2022/02/22 Tue 12:46 +0900
> 横澤です。
>
> お世話になっています。
> このメールリストでお聞きするのが適当かどうか自信がなく、筋違いでした
> らすみません。
> 今朝某所での会合で聞き忘れたもので。
>
> どこの国でもトップニュースはウクライナからの2カ国独立をロシアが承認
> したとの
> ニュースだと思いますが、今のところノン2カ国は(日本のWikipediaによる
> と)CCTLD
> を持っていないようです。 <http://xn--u9jwff0b6iqh.ua> ウクライナの.ua <http://xn--u9jwff0b6iqh.ua>
> を使っているのか、.ruを使うグループと
> 共存なのかわかりませんが。
>
> 今後、国として部分的に承認する動きとしない動きが進む中で、一方は2カ
> 国のCCTLD
> を作り上げて運用「したい」という流れになるのでしょうか?もしそうなっ
> た場合、身近
> <http://xn--28jybfw3m.tw> なところは.tw <http://xn--28jybfw3m.tw>が微妙かもしれませんが、とり
> あえずICANN等では対立を避けてすんなり
> どちらかに決まるような感じでしょうか?
>
> これがきっかけで、今まで避けていた分断化や対立構造が再燃するようなこ
> とになるか
> どうか。将来いくつかのシナリオがあるのだとすれば日本はどう動きますかね?
>
> インターネットガバナンスの話題が時事問題に直結している(してないかも
> しれないですが)
> という話が杞憂かどうか、ご教示いただきたく、失礼しました。
>
> ------------
> Dr. Mac Yokozawa http://yokozawa.mois.asia/ <http://yokozawa.mois.asia/>
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Regards,
Sei Honda
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