(igf2021:788) Re: 7/11組織化に関する報告

HiroHOTTA
2022年 7月 11日 (月) 03:05:08 JST


前村さん、

ありがとうございます。

以下、私個人のコメントです。
明日(今日?)の活発化チーム会合に参加できないので、メールで送ります。
少々長くなりますが、2〜3分でしゃべれる範囲に文の長さを抑えています。

【コメント1】

2021年5月に、(総務省さんも入った)活発化チームが、高松さんの図
https://www.nic.ad.jp/ja/materials/igf/20210607/material4.pdf
が一般論としてリーズナブルであろうと考え、IGF2023実行委員会を*てこ*に
して進める方針としました。今回の前村さん資料の最後のbullet以外は、こ
の2021年5月の方針とほぼ違わないものです。

つまり、堀田は、一度方針転換したが元の方針に再度方針転換する、とい
う説明であれば納得できるかもしれまえせん。

その納得をするためのポイントは、2021年5月から活発化チーム全体が正し
いと考えてそのロードマップを見据えつつ走り出した列車がなぜ方針転換
しなければならなかったのか、理由があって転換した方針を、再度もとの方
針に転換して大丈夫と判断できる理由は何なのか、です。

最初に合意したロードマップに沿ったスピードを出すのが難しいという
総務省の都合は3週間ごとに報告いただいていましたが、活発化チームは、
それにしびれをきらして、IGF2023実行委員会を視野から外して組織化を検
討すると判断し、ボトムアップのみの組織化を前村さんを中心に検討をし
てきたというのが経緯だと理解しています。

これを元の方針に再転換するのであれば、少なくとも、最初の方針転換を
余儀なくされた障害が取り除かれたという確証を持てるようにすべきであ
り、そのためには、総務省(の幹部)が
  ・国連配下のIGF2023を国を挙げて成功させたいのでIGF2023実行
    委員会に民間、市民、技術コミュニティが参画してほしい
  ・そのために総務省は具体的にこう動く
という具体的コミットをするという手順がまずは必要だと思います。

さらに再設定せねばならないのは、昨年5月にベースと考えていた2022秋
イベントが想定していた広がりを
  主催+企画: IGF2023実行委員会
抜きでどういう2022秋イベントにするのか、という点です。結果的に
本田さんが心配している「広くリーチすることができもしないのなら、
外見えなど気にせず秋イベントをやり切ることにフォーカスすべきでは」
というところにつながると思います。(本田さんの本意とは違う言い回し
をしてしまってたらごめんなさい→本田さん)

秋イベントの位置づけを「外見えなど気にせず秋イベントをやり切る」に
変更するという活発化チームの合意変更が必要と思います。

【コメント2】

活発化チームに出す資料としては、前村さんが書かれたこの1枚が、実態と
してしょうがないのかもしれませんが、どうしても「政府が日本に招致した
IGF2023の成功が大事だからイベントに協賛するのが大事。」にフォーカス
が当たりすぎている気がします。

正直に言うと、活発化チームにとっては、
(1) 国内IGF活動の運営体制確立
(2) IGF2023を成功
のうち(1)が目的で(2)はあくまでも手段。極端に言うと(2)が失敗しても、
困難さは増すかもしれないけど(1)が失敗したことにはならない。なのに、
なぜ民間が主導して(2)を背負わなきゃいけないんでしょうか?

民間が(2)を背負うのではなく、政府+民間が(2)を背負う、というメッセー
ジに見えることが必須と思います。

堀田博文





On Sun, 10 Jul 2022 22:12:04 +0900
MAEMURA Akinori <maem @ nic.ad.jp> wrote:
> 皆さん、
> 
> できるだけ早めに出したいと思いながら、今になってしまいましたが、
> 組織化に関して、この3週間の活動をご報告のためのメモにまとめました。
> 
> https://docs.google.com/document/d/19UKVY57zCGxDyaz2IUe2Bf67VZltk1_Kqng_vecDtGs/edit?usp=sharing
> 
> 明日夕刻、宜しくお願いします。
> 
> 前村
> 
> -- MAEMURA Akinori   General Manager, Internet Development Dept.
> maem @ nic.ad.jp      JPNIC - Japan Network Information Center