(igf2021:949) プログラム委員会について Re: 第24回活発化チーム会合議事録案
Keisuke Kamimura
2022年 9月 21日 (水) 22:05:01 JST
活発化チームの皆様
大東文化大学の上村です。プログラム委員会のチェアを仰せ使っております。
3月にプログラム委員会が動き出した後に、この活発化チームにご参加になり、プログラム委員会と活発化チームの関係について、十分ご存じない方もいらっしゃるかと思います。この機会に、簡単にプログラム委員会のタスクと活発化チームの関係についてご説明します。
まず、プログラム委員会は、10月27日、28日(および26日のプレイベント)の「日本インターネットガバナンスフォーラム2022」(以下、単に「フォーラム」と呼びます)の企画と実行のために組成された委員会組織です。現在18名(うち、事務局1名)の委員で活動しています。
活発化チームが、そもそも活発化チームの活動としてフォーラムを開催するかどうか、開催にかかる大枠(日程、全体テーマの決定、後援の要否)といった、プロデューサー的な観点のことを決定し、プログラム委員会は、その決定にそって、ディレクター的な観点からフォーラムの実行計画の作成・決定と、その計画の実施を担うものと整理することができると思います。
プログラム委員会の委員は、IGF的なステークホルダーバランスに配慮しつつ、自薦、他薦によって選ばれた委員により構成されています。委員長をわたくし、上村(大東文化大学/市民社会・アカデミア)が務め、副委員長を堀田博文さん(JPRS/技術コミュニティ)が務めています。また、委員会の事務局をJPNICの山崎さんが務めてくださっています。
また、活発化チームがそうであるように、プログラム委員会も、リソース(時間であれ、知識であれ、技術であれ、意欲であれ)をボランティア的に持ち寄る個人によって成り立っています。
もちろん、委員がもちよるリソースの中には、さまざまなものがあります。所属先・勤務先のリソースを委員を介して(ありがたく)ご提供いただけることもありますし、業務の一環として、あるいは業務ではないものの勤務時間内で務めを果たすことのできる委員の方もいらっしゃるでしょうから(わたくしも、半分はそのような立場ですし)、すべてが「自腹」だけで成り立っているというのとは、ニュアンスが異なりますが、いずれにしても、個々の委員を通じて提供していただけるリソースの集合体がプログラム委員会ということになります。その上で、委員長としてのわたくしの役割は、委員会にもちよっていただくリソースを駆使して、何とかして10月のフォーラムを実現に至らせるということであると理解しています。
プログラム委員会は、このような集合的なリソースを駆使してフォーラムの実行計画の策定とその実施にあたるわけですが、計画策定にしろ、その実現にしろ、お互いのリソースを貸し借りしあってことにあたるという特性上、意思決定にあっては、単純多数決ではなく、意見交換を踏まえた合意形成に至るよう務めてきました。
まとめると、プログラム委員会は、
(ア)2022年10月のフォーラムの実行計画を作成、決定し
(イ)その決定を実行するために
(ウ)リソースをボランティア的に持ち寄る個人によって
(エ)外延的に構成される合議制組織である
と言えるかと思います。
イベントによっては、計画の実施実施にあたり、さらに別働部隊を設けていることもあるかと思います。本フォーラムの実施にあたっては、そのような別働部隊はなく、委員の担当業務という形でそれを表現しています。したがって、当日のサブスタンス、ロジスティクスの両面についてプログラム委員会が責任主体となります。
もちろん、プログラム委員会では完結しないタスクのために、今後、外部のリソースを借りなければならない局面も生じます。ただ、その場合も、プログラム委員会として、あるいは、活発化チームとして、その必要性について判断する(そして、必要に応じて後援・協賛・協力という形でそれを表現する)ことになるかと思います。
このようなことは、プログラム委員会の立ち上げの際に、terms of
referenceなり、charterなりで示すべきことであったかもしれませんが、わたくしが委員長を引き受けるにあたり、これまでのプログラム委員会の運営は、上記のイメージに沿って進めてまいりました。
活発化チームの皆さんにしろ、プログラム委員会の皆さんにしろ、ここまでのプログラム委員会の活動にお付き合いいただけたということであれば、上記について特段違和感を抱かれることもないだろうと思いますが、フォーラムまで、あとひと月ほどというこの機会に、改めてご説明させていただこうと思った次第です。
よろしくお願いします。
上村
On 2022/09/21 20:03, Shin Yamasaki wrote:
> 皆様
>
> 第24回会合の議事録案をお送りします。今回何が決まったか判別するのが難しいと思いま
> したので、今後は会を終える前に必ず決まったことをその場で確認し書き残すこととした
> いと思います。
>
> 正式発言録の完成は、来週27日火曜日以降となりますので、プログラム委員会に間に合う
> ようAI書き起こししたものを検証用に付けました。
>
> 議事録案
> https://docs.google.com/document/d/1ISlsFq5mN4g3qpt-xaFlaQLtWc_ms0QiKo7rd5eD3IU/edit?usp=sharing
>
>
> AI書き起こし発言録(誤字脱字誤認識多数)
> https://docs.google.com/document/d/1Rf_K2VWl5RAE1A8LVM6LQJ8gQTVRrQZH4BZUjQmOEyM/edit?usp=sharing
>
>
> 録画
> https://youtu.be/krnriY2bBlY
>
>
> 山崎