(igf2021:104) Re: 「IGF2021国内事前イベント」のセッション提案の採否

Yoshihiro Obata
2021年 9月 3日 (金) 09:20:07 JST


実積先生、

 今回のイベントでマルチステークホルダー条件を全ての提案に課すべきだとは思っていません。一旦はプログラム委員会の審査を通っているので、マルチステークホルダーは必須の条件とはしていないということだと思います。ただ、全ての提案がコメント付きで採択されているので、どの提案も一切そのコメントを解消できないのは問題だと思います。飯田さんも協力されると仰っているので、一部の提案に「政府」ステークホルダーを盛り込むことは可能でしょう。また、ラストコール締め切りまでに参加者が決まらない提案は、何らかの確約(例えば、AさんとBさんで調整していて早々に決まる予定とか、ほぼ決まっているけれども直前まで公表できないとか)をもらわないとキャンセルになってしまうとか当日にメンバーが足りないなどのリスクを負うことになると思います。これらの問題はラストコール中に議論し、締め切りまでに結論を出すものだと思っています。
 ところで、APrIGFについて言及した件ですが、「全てを満たさないと」というのは、全てのステークホルダーが入っていないといけないという意味ではなく、①マルチステークホルダーになっている、②ジェンダーダイバーシティがある、③地域ダイバーシティがあるの3つの条件を満たしていることだったと思います。

小畑

On 2021/09/02 23:46, Toshiya Jitsuzumi wrote:
> 状況は理解しました。
> であれば、募集段階でその旨を明記しておくべきだったと思います。今の段階で、マルチステークホルダー条件を課すと最悪、取り下げという選択肢を容認しないといけません。
>
>  実積
>
> ==================================================
>
> Toshiya JITSUZUMI, Dr., MBA
>
> Professor, Faculty of Policy Studies, Chuo University
>
> e-mail:jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp 
> <mailto:jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp>
>
> ==================================================
>
>
>
> 2021年9月2日(木) 23:18 小畑至弘 <yoshihiro.obata @ bizmobile.co.jp 
> <mailto:yoshihiro.obata @ bizmobile.co.jp>>:
>
>     実積先生、
>
>      今回はまだ応募数が少ないので問題が無いですが、APrIGFに応募した経験などを加味するとジェンダーダイバーシティも含めて全てを満たさないとポイントで負けて採用されないです。
>      ただ、どのセッションも満たしていないのは流石に問題では無いかと思います。また、参加者が確定していない提案も採択期限には採用できないと思います。
>
>     小畑
>
>Y.Obata @ BizMobile
>
>>     2021/09/02 22:54、Toshiya Jitsuzumi <jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp
>>     <mailto:jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp>>のメール:
>>
>>     
>>     条件の趣旨は理解できますが、全てのセッションでマルチステークホルダー色を求めるのか、あるいは、セッションの組合せによって全体としてマルチステークホルダーの参加を目指すのかという点について、以前、全体のセッションの組合せ(というか時間割)を検討する際には後者が軸というふうに議論が進んでいたのだと理解しています。
>>     方針が変わったのであれば、その旨をきちんと示された方がよいかと思います。
>>
>>      実積
>>
>>     ==================================================
>>
>>     Toshiya JITSUZUMI, Dr., MBA
>>
>>     Professor, Faculty of Policy Studies, Chuo University
>>
>>     e-mail:jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp
>>     <mailto:jitsuzumi @ tamacc.chuo-u.ac.jp>
>>
>>     ==================================================
>>
>>
>>
>>     2021年9月2日(木) 22:14 HiroHOTTA <hotta @ jprs.co.jp
>>     <mailto:hotta @ jprs.co.jp>>:
>>
>>         小畑さん、
>>
>>         コメントとして記したものは、実現を目指すことを約束いただくこと
>>         を条件に採用とするものと考えています。これは私が今日の委員会で
>>         考えていたことですが、はっきり決めた訳ではないので、プログラム
>>         委員の方も含め、ご意見あればお願いします。
>>
>>         なお、APrIGFでは、confirmされていない内容については実現するよう
>>         努力することを条件に採用を判断しており、実現されなかったらその
>>         提案者が翌年以降提案しても、その評価において「怪しいから不採用
>>         とする」みたいな評価に向かうような力が働いています。
>>
>>         堀田博文
>>
>>
>>         On Thu, 2 Sep 2021 20:02:51 +0900
>>         Yoshihiro Obata <yoshihiro.obata @ bizmobile.co.jp
>>         <mailto:yoshihiro.obata @ bizmobile.co.jp>> wrote:
>>         > 堀田さん、
>>         >
>>         > 
>>         どの提案にも「政府」が入っていないのは何とかならないのでしょうか?また、ラストコールは良いですが、コメントを付けている点がラストコール締め切りまでに解消されるのでしょうか?解消されない場合には採択取り消しとなるのでしょうか?
>>         >
>>         > 小畑
>>         >
>>         > On 2021/09/02 19:56, HiroHOTTA wrote:
>>         > > 活発化チームの皆様、
>>         > >
>>         > > 9月2日のプログラム委員会にて「IGF2021国内事前イベント」の
>>         > > セッション提案の採否を議論しました。その結果、
>>         > >
>>         > >    「いただいた5提案すべてを採用する」
>>         > >
>>         > > ということを活発化チームに諮ることとなりました。現時点より
>>         > > 7日間のラストコールにかけさせていただきます。
>>         > >
>>         > >
>>         > > ラストコール内容↓
>>         > >
>>         =======================================================================
>>         > > 以下、5提案を、→に記したコメント付きで採用とする
>>         > >
>>         > > 1 八田真行
>>         「サイバー主権とスプリンターネット:分裂するインターネットの
>>         > >               現状と課題」
>>         > >
>>         > >  →形態及び内容に記された提案内容を具現化すべく登壇者を決
>>         > >  定し、マルチステークホルダーでの議論となるようセッショ
>>         > >                   ンの具体化を進めてください
>>         > >
>>         > > 2 八田真行
>>         「エンド・ツー・エンド暗号化:規制の動きと社会への影響」
>>         > >
>>         > >  →形態及び内容に記された提案内容を具現化すべく登壇者を決
>>         > >  定し、マルチステークホルダーでの議論となるようセッショ
>>         > >                   ンの具体化を進めてください
>>         > >
>>         > > 3 小宮山功一朗+上田格 「脆弱性情報のガバナンス
>>         ーセキュアな製品をつくる
>>         > > ための官、民、市民社会の取り組み ー」
>>         > >
>>         > >  →形態及び内容に記された提案内容を具現化すべく登壇者を決
>>         > >  定し、マルチステークホルダーでの議論となるようセッショ
>>         > >                   ンの具体化を進めてください
>>         > >
>>         > > 4 水越一郎 「ネットワーク中立性 韓国
>>         netfilx訴訟のインパクト」
>>         > >
>>         > >  →マルチステークホルダーでの議論となるようセッションの具
>>         > >                   体化を進めてください
>>         > >
>>         > > 5 立石聡明
>>         「インターネットはいつまでも"Trusted"であり続けられるか」
>>         > >
>>         > >  →マルチステークホルダーでの議論となるようセッションの具
>>         > >                   体化を進めてください
>>         > >
>>         > > 以上
>>         > >
>>         =======================================================================
>>         > >
>>         > > 堀田博文@on behalf of プログラム委員会
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