(igf2021:843) IGF2023実行委員会と活発化チームの位置づけについて

Yuri Takamatsu
2022年 8月 8日 (月) 12:22:36 JST


前村さん、飯田さん、

高松です。

  ※ 以下、便宜上、「IGF2023実行委員会」という名称を使っています。

8月1日の活発化チーム会合では、組織化に関する動きの共有や、
IGF2023実行委員会についてのアップデートをありがとうございました。

自分なりに、お二人からいただいた内容を振り返ってみたところ、
IGF2023実行委員会に関し、前村さんと飯田さんとで、とらえ方が違うのでは
と感じる部分がありました。

秋以降、世界のNRI関係者やIGF関係者と話す機会も多いと思います。
そのため、今後のそういった機会に向け、IGF2023実行委員会や関連する
取り組みに関するイメージを、活発化チーム内で早く共有する必要がある
と思っています。そこで、いくつか質問させてください。


(1) IGF2023実行委員会の組成について

 全ステークホルダーからの同列メンバーとしての参加により活発化チームが
 成り立っているのと同様に、
「IGF2023実行委員会は、マルチステークホルダーで組成する」という点は
 活発化チームでの総意だと思います。

 これは、普通に考えると、政府も他ステークホルダーと同列に実行委員会
 の発起人に名を連ね、また委員としても政府所属の方が同列に名を連ねる、
 という理解になると思います。

 そこで、飯田さんがおっしゃった「実行委員会は民間主体で、政府は
 下支えを行う」の意味について、飯田さんに確認させていただきたく
 思いました。具体的な質問に書き直すと、次のようになると思います。

  - IGF2023実行委員会を組成する責任主体(≒発起人達)は、
    IGF2023のホストである政府ではなく、民間チーム(政府は入らない)
    とお考えでしょうか? 

  - 政府は、IGF2023実行委員会での実質審議のメンバーにはならず、
    たとえば「後援」みたいな形をお考えでしょうか?


(2) IGF2023実行委員会のミッションについて

 前村さんの作成された「組織化活動のご報告」では、

  - 運営団体への参画とIGF2023実行委員会への参加の2つを合わせて
    お願いするほうが良さそう

 とありましたが、飯田さんからは

  - IGF2023実行委員会はIGF2023終了後に活動を収束(終息?)し、
    以降の持続的な活動は、組織化するかも含めて活発化チームにお任せする

 というお話しだったように思います。

 IGF2023実行委員会は持続的な活動に関する検討をするのか、
 実行委員会としては検討しないがそのメンバーは持続的活動に関する
 別の会議に招集されて検討するのか、についての考え方を明確にする
 必要があると思います。極端に言うと、前村さんは「持続的な活動検討も
 実行委員会のスコープ内」、飯田さんは「スコープ外」、とおっしゃった
 ようにも聞こえました。


以上、「組織化活動のご報告」資料や、お二人のご発言自体の意図を
取り違えておりましたら大変申し訳ないのですが、(1) と (2) について
見解を再度いただけますと幸いです。

なお、「組織化活動のご報告」にある通り、IGF2023までの間、
日本のNRIとしての対応は活発化チーム会合が行うことが、
活発化チームで合意されています。(NRIとして発言する権限は、
チェアの加藤さんにある、という整理だったかと思います。)

そのため、
IGF2023実行委員会の組成、および活発化チームとの関係(=日本のNRI)
について、共通の認識に基づき皆が発言できるよう、今後も、引き続き
よろしくお願いいたします。

高松百合