(igf2021:844) Re: IGF2023実行委員会と活発化チームの位置づけについて

MAEMURA Akinori
2022年 8月 8日 (月) 15:51:25 JST


高松さん、

明確にするべき点をキチンとご指摘いただいたと思います。

On 2022/08/08 12:22, Yuri Takamatsu wrote:
> 前村さん、飯田さん、
>
> 高松です。
>
>    ※ 以下、便宜上、「IGF2023実行委員会」という名称を使っています。
>
> 8月1日の活発化チーム会合では、組織化に関する動きの共有や、
> IGF2023実行委員会についてのアップデートをありがとうございました。
>
> 自分なりに、お二人からいただいた内容を振り返ってみたところ、
> IGF2023実行委員会に関し、前村さんと飯田さんとで、とらえ方が違うのでは
> と感じる部分がありました。
>
> 秋以降、世界のNRI関係者やIGF関係者と話す機会も多いと思います。
> そのため、今後のそういった機会に向け、IGF2023実行委員会や関連する
> 取り組みに関するイメージを、活発化チーム内で早く共有する必要がある
> と思っています。そこで、いくつか質問させてください。
>
>
> (1) IGF2023実行委員会の組成について
>
>   全ステークホルダーからの同列メンバーとしての参加により活発化チームが
>   成り立っているのと同様に、
> 「IGF2023実行委員会は、マルチステークホルダーで組成する」という点は
>   活発化チームでの総意だと思います。
>
>   これは、普通に考えると、政府も他ステークホルダーと同列に実行委員会
>   の発起人に名を連ね、また委員としても政府所属の方が同列に名を連ねる、
>   という理解になると思います。
>
>   そこで、飯田さんがおっしゃった「実行委員会は民間主体で、政府は
>   下支えを行う」の意味について、飯田さんに確認させていただきたく
>   思いました。具体的な質問に書き直すと、次のようになると思います。
>
>    - IGF2023実行委員会を組成する責任主体(≒発起人達)は、
>      IGF2023のホストである政府ではなく、民間チーム(政府は入らない)
>      とお考えでしょうか?
>
>    - 政府は、IGF2023実行委員会での実質審議のメンバーにはならず、
>      たとえば「後援」みたいな形をお考えでしょうか?
こちらは飯田さんに向けられた質問だと理解していますが、
私の捉え方を共有しておきます。

私は実行委員会は、ローカルホストである日本国政府が、
IGF2023挙行に向けて民間各団体企業の協力を受けるための組織
だと思いますので、
実質的には政府のリードで活動(挙行準備)が進むものと考えています。
実質的と言っているのは、例えば、
「民間の協議会に一メンバーとして政府が名を連ねることができない」
などの縛りがある場合には、何らかその制約を許容する構造で作る、
ということです。

>
> (2) IGF2023実行委員会のミッションについて
>
>   前村さんの作成された「組織化活動のご報告」では、
>
>    - 運営団体への参画とIGF2023実行委員会への参加の2つを合わせて
>      お願いするほうが良さそう
>
>   とありましたが、飯田さんからは
>
>    - IGF2023実行委員会はIGF2023終了後に活動を収束(終息?)し、
>      以降の持続的な活動は、組織化するかも含めて活発化チームにお任せする
>
>   というお話しだったように思います。
>
>   IGF2023実行委員会は持続的な活動に関する検討をするのか、
>   実行委員会としては検討しないがそのメンバーは持続的活動に関する
>   別の会議に招集されて検討するのか、についての考え方を明確にする
>   必要があると思います。極端に言うと、前村さんは「持続的な活動検討も
>   実行委員会のスコープ内」、飯田さんは「スコープ外」、とおっしゃった
>   ようにも聞こえました。
>
>
> 以上、「組織化活動のご報告」資料や、お二人のご発言自体の意図を
> 取り違えておりましたら大変申し訳ないのですが、(1) と (2) について
> 見解を再度いただけますと幸いです。

なかなか言葉遣いが難しいと実感します。
私の考えは、

・IGF2023挙行に向けたIGF2023実行委員会と
 以降の国内IGF活動の運営団体は、
 同じようなメンバーが加入する違う団体

だと思っています。なので、
上で飯田さんのご発言にもあまり違和感がありません。

(今の活発化チーム に 実行委員会に参画なさった団体や企業 が加わる
 ものになるというイメージです)

少しでもイメージが明確になるなら幸いですが、
ご不明点はお尋ねください。

前村


> なお、「組織化活動のご報告」にある通り、IGF2023までの間、
> 日本のNRIとしての対応は活発化チーム会合が行うことが、
> 活発化チームで合意されています。(NRIとして発言する権限は、
> チェアの加藤さんにある、という整理だったかと思います。)
>
> そのため、
> IGF2023実行委員会の組成、および活発化チームとの関係(=日本のNRI)
> について、共通の認識に基づき皆が発言できるよう、今後も、引き続き
> よろしくお願いいたします。
>
> 高松百合