(igf2021:1696) IGF 2025国内事前会合プログラム概要のご案内

sec @ japanigf.jp
2025年 5月 20日 (火) 12:16:55 JST


                                                       2025年5月20日

各位

                                             国内IGF活動活発化チーム


              IGF 2025国内事前会合プログラム概要のご案内


5月8日にご案内いたしました国内事前会合につきまして、各セッションの
登壇者および概要をご案内します。なお、前回ご案内時より終了予定時刻が
30分前倒しとなっています。

日時: 2025年5月26日(月)14:00-18:00
会場:ハイブリッド
   会場参加
     一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
     会議室
     〒101-0047 東京都千代田区内神田2-12-6 内神田OSビル4F
     https://www.nic.ad.jp/ja/profile/map.html
   遠隔参加(Zoomミーティングにて提供)

参加申込は以下リンクから可能です。皆様のご参加をお待ちしています。
会場参加:https://forms.gle/8JZKBaCYFkdFu7y66
遠隔参加:https://us06web.zoom.us/meeting/register/KsZKmKMqTP2ddN2Us1LWDw

なお、本会合は、2021年5月より、日本におけるインターネットガバナンス
の議論を活発にするべく活動している「国内IGF活動活発化チーム」の活動
の一環として開催されるものです。活発化チームにつきましては、次のURL
をご参照ください。
https://japanigf.jp/about/igf-2023igf

お問い合わせ等連絡先:sec @ japanigf.jp


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各セッションの詳細(氏名敬称略)
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14:10-15:25  1. 児童ポルノのブロッキングと生成AIによるCSAM作成の規制
                 に関して

生成AIによる様々な問題点が指摘されてている中、古くて新しい問題でもあ
る児童ポルノ。日本の法律では被害者が実在しなければ違法とはなりませ
ん。ただ、国際的には例えそれが想像上のものであっても違法だと規定され
ている国も多く存在します。

ここでは、国内外で児童虐待問題に取り組まれている団体と実際に児童関連
犯罪について詳しい弁護士らと共に、現状と今後についてパネルディスカッ
ションを行います。

   ・パネリスト
     - 奥村 徹 (弁護士)
     - 長瀬 貴志 (弁護士)【遠隔登壇】
     - 武田 勝彦 (特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン)
       【遠隔登壇】
     - 吉川 誠司 (Web110)
     - 斎藤 恵子 (ECPAT/ストップ子ども買春の会)
     - 金尻 カズナ (NPO法人ぱっぷす)【遠隔登壇】
   ・モデレーター
     - 立石 聡明(一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会
                 (JAIPA)/一般社団法人インターネットコンテンツ
                 セーフティ協会(ICSA))


15:35-16:35  2. 違法オンラインカジノサイト問題について

ここ数年で莫大な被害をもたらしているオンラインカジノ。「違法だとは知
らなかった」といって逮捕されている事案もここ最近になって多く報道され
るようになりました。

もちろん、知らなかったでは済ませんが、ここでも児童ポルノ同様「ブロッ
キング」してはどうかという意見が見受けられます。しかし、オンラインカ
ジノを見ること自体は違法ではありません。

総務省でも検討会が開始されておりますし、国会での審議もされているこの
問題について関係者にお話を伺いながら、今後について検討していきたいと
思います。

   ・パネリスト:
     - 山下 健一(さくらインターネット株式会社)
     - 他2名調整中
   ・モデレーター:立石 聡明(JAIPA)


16:45-18:00 3. WSIS+20やGDCに向けて、IGFの役割や今後について

             ※英語で行い、質疑応答部分については通訳が入ります。

IGFは今年で20年の節目を迎え、継続するのか、継続する場合どのような形
で継続するのかが議論されています。また、国連では昨年採択されたグロー
バルデジタルコンパクト(GDC)の実施に向けて、AIに関する専門家会議等、
いろいろな組織が作られ、IGFがそれらにどう貢献できるかも議論されてい
ます。今年6月のオスロ会議(IGF 2025)では、それらの話題が中心的な議題
のひとつとなる予定です。このセッションでは、こうしたIGFの在り方の議
論に深く参加して来た次の3氏を迎え、それぞれの立場から意見交換してい
ただく予定です。

   ・パネリスト:
     - Meni Anastasiadou (国際商業会議所(ICC)情報化社会支援ビジネス
       アクション(BASIS))【遠隔登壇】
     - Amrita Choudhury (CCAOI [インドの市民団体])【遠隔登壇】
     - 前村 昌紀(JPNIC)
   ・モデレーター:加藤 幹之(一般財団法人国際経済連携推進センター
                   (CFIEC)、国内IGF活動活発化チームチェア)

※なお、発表者は予告なく変更になることがあります。

                                                                 以上