(igf2021:1561) 日本インターネットガバナンスフォーラム2024プログラム概要のご案内
Shin Yamasaki
2024年 10月 31日 (木) 11:48:47 JST
2024年10月31日
各位
IGF 2023に向けた国内IGF活動活発化チーム
日本インターネットガバナンスフォーラム2024プログラム概要のご案内
10月17日にご案内いたしました国内事前会合につきまして、各セッションの
登壇者および概要をご案内します。イベントの詳細につきましては、以下
URLをご参照ください。
https://japanigf.jp/meetings/2024
参加申込は以下リンクから可能です。皆様のご参加をお待ちしています。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZUkdemvrT4uGtVlpzAB7MMnQ3AJqocDCeHU
なお、本会合は、2021年5月より、日本におけるインターネットガバナンス
の議論を活発にするべく活動している「IGF 2023に向けた国内IGF活動活発
化チーム」の活動の一環として開催されるものです。活発化チームにつきま
しては、次のURLをご参照ください。
https://japanigf.jp/topics
お問い合わせ等連絡先:sec @ japanigf.jp
[M]:モデレーター
■Day 1: 2024年11月5日(火)14:00-18:10
- 14:45-15:45 NTT法の改廃が与えるインパクト~安全保障のみならずデジ
タルデバイドや公正競争など国民的議論を~
山崎 里仁[インターネットの技術コミュニティ](沖縄オープンラボ)
立石 聡明[ビジネス](一般社団法人日本インターネットプロバイダー
協会(JAIPA))
ロシア・ウクライナ戦争を機に現実味が増した台湾海峡問題と有事の防衛
戦略。その中でも、防衛装備品に関する資金調達のために、国の保有する
株の売却が始まった。商工中金をはじめとして1兆円単位の株が放出され
たが、その中に、NTT株の売却が入ってきた…(以降はリンク先をご覧くだ
さい) https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r7
- 16:00-17:00 生成AIの誤判断とデジタル社会の生命線と企業・国家リス
ク~人工知能が、データを検閲している。日本のクラウド
利用のリスクを議論する~
[M]中澤 祐樹[市民社会](一般社団法人ネット情報信頼性機構(GIG))
長瀬 貴志[学術](弁護士)
望月 バドル[学術](京都情報大学院大学)
立石 聡明[ビジネス](JAIPA)
「身近になったクラウドサービスと生成AIと問題」
2022年より、人工知能たる生成AIが急に注目されてきました。社会インフ
ラにも生成AIが、至る所に活用される様になりました。モデレーターであ
る中澤が、2024年8月22日の台湾APrIGF台北のセッション「Combat fraud
using AI」(メッセージやオンライン詐欺と戦うAI技術)のスライドの写
真をスマートフォンで撮影し、国外事業者のクラウドに同期しました。ク
ラウド事業者の生成AIの誤判断により、クラウドのアカウントが停止…
(以降はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r1
- 17:05-18:05 国際的な児童の性的虐待画像(CSAM)に対する取組と日本の
現状~生成AIが排出する児童ポルノ対策。民主主義を守り
ながら対策は可能か?~
武田 勝彦[市民社会](チャイルド・ファンド・ジャパン)
上沼 紫乃[学術](弁護士)
立石 聡明[ビジネス](JAIPA)
急速に成長普及する生成AI。人類に対する影響は、正負合わせて計り知れ
ない。著作権など容易に想像でき、また既に大きな社会問題となっている
ものも多いが、「児童ポルノ」についても大きな問題となりつつある。日
本において「児童ポルノ」が犯罪となるのは実被害者が存在する場合のみ
であるが、果たして生成AIの時代にそれで済まされるのだろうか...(以降
はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r9
■Day 2: 2024年11月6日(水)13:30-18:10
- 13:40-14:40 スラッジ情報及び偽・誤情報に対応する資する取組につい
て~偽・誤情報、スラッジ対策は、情報提供する側で対応
可能か検討する~
[M]立石 聡明[ビジネス](JAIPA)
長瀬 貴志[学術](弁護士)
中澤 祐樹[市民社会](GIG)
田中 恵子[学術](京都情報大学院大学)
フィッシングをはじめとして、ネット上には限りなくユーザをだまして金
銭を奪取しようとするサイト等が無数にある。また、偽・誤情報も限りな
く存在し、通常時はまだしも、緊急時などに偽情報などによって救急隊が
出動するなど、今までには考えられなかったような弊害まで...(以降はリ
ンク先をご覧ください) https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r8
- 14:45-15:45 地域インターネットレジストリ機構の再検討:設立認定要
件の改定議論
[M]前村 昌紀[インターネットの技術コミュニティ](一般社団法人日本
ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC))
谷脇 康彦[ビジネス](株式会社インターネットイニシアティブ
(IIJ))
白畑 真[ビジネス](BBIX Singapore Pte. Ltd.)
現在地域インターネットレジストリ(RIR)の一つであるAFRINICが訴訟攻撃
によって機能不全に陥っており、理事会レベルの決定が出来ず日常業務を
進めるだけの状態となっている。AFRINICの設立の際には、ICP-2
(Internet Coordination Policy -2)で定められた「RIR認定要件」に...
(以降はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r6
- 16:00-17:00 アジアと日本のインターネットガバナンスのこれから~過
去に学び未来を考える~
[M]会津 泉[市民社会](多摩大学情報社会学研究所)
加藤幹之[ビジネス](一般財団法人 国際経済連携推進センター
(CFIEC))
上村圭介[学術](大東文化大学)
アジアと日本のインターネットの発展とそのガバナンスを振り返り、現在
なにが問題か、未来に向けて何が重要なのかをともに考えたい
- 17:05-18:05 インターネットガバナンスの今後
[M]前村 昌紀[インターネットの技術コミュニティ](JPNIC)
加藤 幹之[ビジネス](CFIEC)
小畑 至弘[ビジネス](IoT-EX株式会社)
上村 圭介[学術](大東文化大学)
立石 聡明[ビジネス](JAIPA)
高松 百合[インターネットの技術コミュニティ](株式会社日本レジ
ストリサービス)
ルーク コリー[ユース・学術](慶應義塾大学)
2024年にはNETmundial+10および未来サミットが開催され、未来のための
協定やGDCが策定されました。今後、WSIS+20やそれに伴うIGFの継続とい
ったあたりがどうなるかについて、パネリストおよび参加者に議論して
いただきます。
■Day 3: 2024年11月7日(木)12:50-17:10
- 13:00-14:00 Advancing the security of today's critical
infrastructure - A look into RPKI, QKD and IoT in
internetworking architectures
(本セッションは英語で実施されます)
[M]大谷 亘[インターネットの技術コミュニティ](JPNIC)
Nicolas Fiumarelli[インターネットの技術コミュニティ]MANRS
Steering Committee Member
Joao Moreno Falcao[市民社会]Researcher at IS3C
Maria Luque[ビジネス] Future Literacy Group
この若者主導のセッションでは、量子鍵配送 (QKD)、RPKI、および IoT
セキュリティのような高度なサイバーセキュリティ対策について、持続可
能なデジタルイノベーションを促進する上での重要な役割を取り上げま
す...(以降はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r4
- 14:05-14:50 FTTHを活用した「草の根Webサーバー」によるリッチコンテ
ンツ配信について~IGF 2024 Lightning Talk #43 に向け
て~
[M]田中 和彦[市民社会](武蔵野メディア研究所)
IGF 2024(サウジアラビア リヤド)でライトニングトークする内容を紹介
する。「武蔵野メディア研究所」( http://plaza3.dws.ne.jp/~mml/ )と
して2013年より自宅と親族宅に設置されたWebサーバー(NAS)とFTTH回線経
由で、リッチコンテンツ、4Kビデオ+ハイレゾリューション・バイノーラ
ル録音、超高解像度パノラマ写真...(以降はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r2
- 15:00-16:00 日本における国内IGF活動の今後
[M]加藤 幹之[ビジネス](CFIEC)
小畑 至弘[ビジネス](IoT-EX株式会社)
恩賀 一[政府](総務省)
上村 圭介[学術](大東文化大学)
立石 聡明[ビジネス](JAIPA)
谷脇 康彦[ビジネス](IIJ)
ルーク コリー[ユース・学術](慶應義塾大学)
活発化チームの後継組織法人設立を目指してまいりましたが、法人設立後
何を行っていく必要があるのか、幅広い方々に議論いただきます。
- 16:05-17:05 マルチステーク・ホルダー・モデルの成立条件を考える~
GDC、WSIS+20以降のインターネット・ガバナンス~
[M]上村 圭介[学術](大東文化大学)
西岡 洋子[学術](駒澤大学)
前村 昌紀[インターネットの技術コミュニティ](JPNIC)
山中 敦之[学術](神戸情報大学院大学)
飯田 陽一[政府](総務省)
インターネットが直面する課題は、複雑化し、また高度化しており、その
解決には、多様な知識や技術、資金、そして権限が求められる。異なるス
テークホルダーがもつさまざまな資源を集約し、課題の解決を目指すこと
が、インターネット・ガバナンスにマルチステークホルダー・モデルが求
められる理由の一つとされてきた...(以降はリンク先をご覧ください)
https://japanigf.jp/meetings/2024/2024-r3
※なお、発表者は予告なく変更になることがあります。
以上